NINE INCH NAILS / HAPPINESS IN SLAVERY(18禁)

BBSでbloggelさんにタレコんでいただいたNINの「HAPPINESS IN SLAVERY(奴隷であることの幸福)」。NYのスーパー・マゾヒスト・アーティストのBOB FLANAGANさんが出演しているらしい。噂でしか聞いたコトなかったので視聴サイトを探したら意外とあっさり見つかったので紹介。


歯車が回転する「何か」の工場(デヴィッド・リンチイレイザー・ヘッド」を彷彿とさせる)に、スーツ姿で登場するボブ。丁寧に服を脱いでから手術台のような装置に横たわり、手足を固定される。そして…。


かなり過激な映像で、チンポとかも丸写しなんで18歳未満&「痛い」のが苦手な人は見ないで下さい。そこまで書いておいて何ですけど、後半、××から××が引き出されるシーンなんてどう考えても特撮なんで、わざわざボブを起用する意味があったのかは疑問。このシーンにそっくりなのが、映画「ザ・セル」(amazon.co.jp)にありましたね。あと、手に××が××するシーンは「ビデオドローム」(amazon.co.jp*1にそっくり。


興味のない人も多いと思いますが、ボブについての補足(一部伏せ字)。
ユリイカ「悪趣味大全」によると、52年NY生まれの詩人・アーティスト。自分のチンポに釘を打ち付けるといった電撃ネットワークが遊びにしか見えなくなる過激なパフォーマンスを行うコトで有名。雑誌「RE/SEARCH」から「BOB FLANAGAN:SUPERMASOCHIST」という書籍も発売されています(amazon.com)。ミュージシャンとのコラボではこのNINのPV以外に、ソニック・ユースの「DIRTY」(amazon.co.jp)のアートワーク内で「全裸でヌイグルミに尻を押し付けている」写真が使用されています。*296年に亡くなってしまったそうです。ナームー。


監督:不明
音楽:NINE INCH NAILS
タイトル:HAPPINESS IN SLAVERY
DVD:不明 ※VHS「CLOSURE」(amazon.co.jp)に収録
視聴サイト:umusic.ca(しつこいようだが18禁)
関連サイト:NINE INCH NAILS OFFICIALSONIC YOUTH OFFICIALBOB FLANAGAN-PAIN JOURNAL

*1:クリス・カニンガムはインタビュー(LINK)で「『COME TO DADDY』は『ビデオドローム』の影響を受けている」と語っていました。おぉ!

*2:私は輸入盤の「DIRTY」と、最近発売されたDELUXE EDITION「DIRTY」の2枚を所有していますが、そのどちらにも問題の写真は使用されていません。でもネットで検索してみたらでてきた(LINK)。(追記:使用されている盤もやっぱりあるみたいです。詳細不明。)