YO LA TENGO / SUGARCUBE

レコード会社の偉い人の前で新曲PVを披露中のヨ・ラ。モニターにはオルタナバンドっぽく?気だるそうに黙々と演奏する3人の映像。
偉い人「(途中でモニターを消す)…お前等、金儲けすんのが恐いのか?」
ヨ・ラ「…えっ?」
偉い人「お前等にはロックのハングリー精神ってモンがないのか?この<ロック・アカデミー>に行って、ロックを学んで来い!」


という、よく分からない理由で3人は「ロック・アカデミー」に入学。ここではKISSメイクの男と、ピンクのパンクヘアーの男が講師を務めており、「正しいホテルでの暴れ方(窓からTVを捨てる)」や「ステージでギターを壊す方法」「バスドラに入れるバンドロゴの善し悪し」などを時に優しく、時に厳しく教えてくれる。そして6週間後、晴れて卒業できた3人が作ったPVは?


音楽性の高さとは裏腹に「地味なソニック・ユース」というあんまりな言い方をされているヨ・ラ。実際恐ろしい位、見た目が地味な3人(ドリカム編成)な訳だが、それを逆手に取ったこのPVはとにかく笑えます。つか、こんな学校あったら行きたいよ。松任谷正隆MICA MUSIC LABORATORYじゃやっぱダメかな。


監督:PHIL MORRISON(監督ファイル028
音楽:YO LA TENGO
タイトル:SUGARCUBE
DVD:不明
視聴サイト:Matador Records
関連サイト:MTV.comkon-blog KITAMURA(PV内の会話の和訳等。凄い充実度)